クレカ現金化で得たポイント活用法
カード会社のポイントシステムを利用してお得に
激しい競争を勝ち抜くためにカード各社はサービスの充実に力を入れている。なかでもポイントサービスではあの手この手でしのぎを削っている。カード利用でポイントを蓄積してそれに応じて様々な景品に交換できるサービスはポイントプログラムともいうが景品にはマグカップからキッチンタイマー、パスポートケースなどの小物から図書券、商品券、旅行券まで様々なアイテムがあって女性を中心に人気がある。しかし、このところ利用者の目
は厳しさを増すばかりで、これまで通り横並びのサービスをつづけていたのでは、生き残れない。そこで、各社が取り組み始めたのがカード利用に応じて累積したポイントを他社のポイントと交換する「ポイント移行サービス」である。ポイント交換の対象先を増やすことで、顧客メリットを高めて囲い込みを強めようとの戦略である。
例えば、あるカードで貯めたポイントをドコモのクラブドコモのポイントに交換すれば携帯電話の機種変更時の割引きに使える。JALのマイレージバンクのマイルと交換することで、無料航空券と交換できたりする。すでに、JCBが10社とポイント移行プログラムを提携したのをはじめ、三井住友力ード、DCガードがそれぞれ8社、UCカードが7社と提携先を広げている。
このサービスを活用すれば、現金化した時に発生した各種カード会社のポイントをまとめて利用することも可能だ。
さらに、ポイントサービスは、ICカードの登場で利便性を増している。ICカード専用にIC加盟店での買い物利用時に充当できる(JCB、UC、UFJが登場したほかに、「Vポイント」(三井住友力ード)、「Dポイント」(DC)がある。
顧客にとっては、ポイント利用の幅が広がるとともに、バラバラに持っていた少額ポイントを集めて、希望先の物と振り替えることも可能になる。「Vポイント」は、店頭端末でICチップに記憶させ、景品交換ではなく、どこの加盟店でも共通で料金割引に使えるのが特徴だ。DCカードも伊勢丹や東急百貨店など大手百貨店と提携し、ICカード専用ポイントを開始している。たまったポイントを店舗の専用端末でICチップにダウンロードし、その場で各店が発行する商品券に交換できる。同社のポイントは三井住友力ードと規格が共通なため、いずれ両社はポイントに互換性を持たせる計画だ。一方では普通1年間しかない有効期限を2年に延長したり、クレディセゾンのようにポイント有効期限を永久とするなどリスクを冒してでもポイントの有効期限を延長する傾向が顕著になってきている。